先日、奇怪な風景で知られる、トルコのカッパドキアに行ってきました。
カッパドキアの土壌は、火山灰が降り積もってできた、石灰石で出来ており、とても侵食されやすく、柔らかい石でできているそうです。
なんとそこに、人々は、穴を掘って住居にしているのでした。いわゆる洞窟住居です。(現在は、洞窟住居は危険ということで禁止されており、住むにはとても高い税金を払わなければならないそうです)
住んでいるお宅を拝見させていただきました。
素敵な内装です。床は平らに削って、名産のトルコ絨毯を敷いています。
ここでも先人の知恵に驚かされました。
石灰石とは、建築資材ではとても重要な資材で、内部の壁に張っている石膏ボードの元です。現場でも加工しやすく、断熱性や耐火性に優れるため重宝されている素材です。